問1
キャリア心理学において「キャリア」とは、最も近い意味はどれか。
A 会社や組織内での昇進・異動の流れ
B 仕事経歴としての職業・職歴全般
C 人生全体における役割や経験の積み重ね
D 専門職としての資格や経験の取得過程
解答
C 人生全体における役割や経験の積み重ね
解説
キャリア心理学では、キャリアを職歴だけに限定せず、人生の中で担う役割や経験の積み重ねとして捉えます。
仕事だけでなく、学びや生活も含めた広い概念です。
問2
キャリア理論において、キャリアを一生を通じた発達過程として捉えた理論家は誰か。
A フランク・パーソンズ
B ドナルド・E・スーパー
C ジョン・L・ホランド
D マーク・サビカス
解答
B ドナルド・E・スーパー
解説
スーパーは、キャリアを生涯発達の過程として捉え、成長段階ごとに役割や価値観が変化すると考えました。
問3
特性因子論の基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。
A キャリアは偶然によって決まる
B 人の語りによってキャリアは構成される
C 個人の特性と職業の要件の適合を重視する
D 環境変化への柔軟性が最重要である
解答
C 個人の特性と職業の要件の適合を重視する
解説
特性因子論は、能力や興味などの個人特性と、職業が求める条件との適合を重視する考え方です。
問4
キャリア心理学の視点から見た「不安」に関する説明として不適切なものはどれか。
A 不安はごく自然な感情である
B 不安は前向きに捉えなおすのがよい
C 不安は理解すべき感情である
D 不安はそのまま受け止める感情である
解答
B 不安は前向きに捉えなおすのがよい
解説
不安はごく自然な感情です。無理にその感情を前向きな気持ちに変えるのではなく、ありのままの気持ちを受け止め、理解することが大切です。
問5
キャリア心理学が重視する「自己理解」に最も近い考え方はどれか。
A 他人からの評価を基準にすること
B 過去の成功体験だけを振り返ること
C 自分の価値観や感じ方を言語化すること
D 適職診断の結果をそのまま受け入れること
解答
C 自分の価値観や感じ方を言語化すること
解説
自己理解とは、外部評価ではなく、自分が何を大切にし、どう感じているかを整理し言葉にすることです。自分の価値観、どう生きたいのか、それを自分の言葉で表現することです。
問6
キャリアを一直線の道として捉えない考え方として、最も適切なものはどれか。
A キャリアは若いうちに決めるべきである
B 一度選んだ仕事は変えるべきではない
C 迷いや方向転換も自然な過程である
D 成功とは昇進や希望に沿った異動を指す
解答
C 迷いや方向転換も自然な過程である
解説
キャリア心理学では、迷いや変更も含めて自然な発達過程と考えます。人や社会は変化していきます。若いうちに決めたことを必ずしも貫きとおすのではなく、変化に対してどう感じているのかを正確に理解して向き合うことが大切です。
問7
仕事がつらいと感じたときのキャリア心理学的な捉え方として適切なものはどれか。
A 我慢が足りなくなっている証拠である
B 環境と自分の状態の不一致の可能性がある
C 転職すべきサインである
D 気にしないことが重要である
解答
B 環境と自分の状態の不一致の可能性がある
解説
つらさは、能力不足ではなく、役割や環境とのズレを示している場合があります。それは、自分自身が変化の中にあり、価値観やこれからのあり方を再構築するタイミングかもしれません。
問8
ホランドの理論で示される考え方として正しいものはどれか。
A キャリアは物語として語られる
B 人の性格と職業環境の相性を重視する
C キャリアは発達段階で決まる
D 偶発的出来事が最重要である
解答
B 人の性格と職業環境の相性を重視する
解説
ホランドは、性格タイプと職業環境の適合が満足度に影響すると考えました。
問9
キャリア心理学において「正解の選択」が重視されない理由として適切なものはどれか。
A 正解は存在しないから
B 第三者が決めるものだから
C 理解と納得の過程が重要だから
D 選択は結果によって決まるから
解答
C 理解と納得の過程が重要だから
解説
キャリア心理学では、選択そのものより、本人が理解し納得して選べているかを重視します。結果ではなく、なぜそう思うのかを正確に理解して、なぜその選択をするのかを語れることが大切です。
問10
「適職」に関するキャリア心理学的な考え方として最も適切なものはどれか。
A 意味づけされながら形成される仕事である
B 一生変わらず続けられる仕事である
C 生まれつき自分に合う仕事である
D 第三者の目線で向いていると思う仕事である
解答
A 意味づけされながら形成される仕事である
解説
適職は最初から決まっているものではなく、かかわり方や意味づけによって形づくられていきます。つまり、生まれながらの適職があるわけではなく、自分の内面と向き合いながら、その変化によって適職は変わってきます。
問11
キャリア心理学で重視される「意味づけ」とは何か。
A 収入の高さを基準にすること
B 社会的評価で測ることができるもの
C 経験に自分なりの意味を与えること
D 目標を数値化すること
解答
C 経験に自分なりの意味を与えること
解説
同じ経験でも、どう捉えるかによってキャリアの意味は変わります。意味づけとは、自分にとっての仕事や人生の選択をどのように価値観と結び付け、それを語ることができるかということです。
問12
キャリアの迷いについて、キャリア心理学が示す基本的な考え方はどれか。
A 迷いは失敗の兆候である
B 迷いはなるべく避けるべきである
C 迷いは次の選択につながる過程である
D 迷いは年齢によって消えていく
解答
C 迷いは次の選択につながる過程である
解説
迷いは停滞ではなく、次の選択に向かうためのプロセスと考えます。年齢によって消えていくものではありません。迷いをどのように受け止めて理解するかが大切です。
問13
キャリア心理学が扱う対象として最も適切なものはどれか。
A 職務内容
B 資格や肩書き
C 仕事と人生の関係性
D キャリアアップ
解答
D 仕事と人生の関係性
解説
キャリア心理学は、仕事と人生全体のつながりを大切に扱います。
問14
キャリア心理学において、環境の影響として考慮されるものはどれか。
A 個人の選択
B 人間関係や社会状況
C 生まれ持った能力
D 偶発的な経験
解答
B 人間関係や社会状況
解説
キャリアは個人だけでなく、周囲の環境や社会状況の影響を受けます。
問15
「キャリアは変わってもよい」という考え方として適切な説明はどれか。
A 人生の変化に応じた調整である
B 適応力の低さを示す
C 一貫性がないことを意味する
D 失敗の結果である
解答
A 人生の変化に応じた調整である
解説
変化に応じてキャリアを調整することは、自然で柔軟な対応です。
問16
キャリア心理学において、感情の扱いとして適切なものはどれか。
A 感情を手がかりとして理解する
B 感情は抑え込む
C 感情はできる限り無視する
D 感情にすべて従う
解答
A 感情を手がかりとして理解する
解説
感情は判断材料の一つとして理解し、整理することが大切です。
問17
キャリア心理学検定が重視する学びの姿勢として適切なものはどれか。
A 知識を覚えること中心の学習
B キャリアの正解を探すこと
C 転職に向けた学習
D 心の理解と整理を重視する学習
解答
D 心の理解と整理を重視する学習
解説
理論を通して考え方を理解し、自分なりに整理できることが目的です。
問18
「仕事を辞めたい」という気持ちに対するキャリア心理学的な理解として適切なものはどれか。
A 否定すべき感情である
B すぐに行動すべきサインである
C 甘えの表れである
D 自分の状態を示すサインである
解答
D 自分の状態を示すサインである
解説
辞めたい気持ちは、価値観や環境とのズレを示すサインとして大切です。甘えや逃げの気持ちではありません。否定せず、ありのままの気持ちを正確に理解することです。
問19
キャリア心理学が重視する点として最も適切なものはどれか。
A まずは行動すること
B 理解し選べる状態をつくること
C 選択ができるようにになること
D 短期間で結果を出すこと
解答
B 理解し選べる状態をつくること
解説
キャリア心理学を学ぶ目的は、自分が納得して選べるように自らのありのままの気持ちを理解することです。
問20
キャリア心理学検定 3級(初級)の学習目的として最も適切なものはどれか。
A 専門家として指導できるようになる
B キャリアの正解を知る
C キャリアを理解するための基礎知識を身につける
D 転職を成功させる
解答
C キャリアを理解するための基礎知識を身につける
解説
3級は、キャリアを心理学的視点から理解するための基本的な考え方を身につける段階です。
学習おつかれさまでした。









